『ハウス・オブ・グッチ』

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2021年

監督 リドリー・スコット

脚本 ベッキー・ジョンストン

   ロベルト・ベンティヴェーニャ

 

※盛大にネタバレしますので注意

 

短大卒業からずっとファッションの仕事をしておきながら

デザイナーの伝記的な映画には全く興味がなく、

ハウス・オブ・グッチに関しても

観るか観ないか悩んでいたものの

予告編のsweet dreamsの高揚感がたまらずやっぱり鑑賞

 

とにもかくにもガガ様の演技力が凄まじかった…

 

一流のシンガーでいつもあんなに上品なのに

あの肉肉しい体型と強烈な目力、がめつくて強かな性格

2.5時間で胃もたれしそうになる程強烈な存在感

 

殺人依頼する時なんてもうどこのおばちゃんだよっていう

憑依したかのような別人

 

目ガン開きで浴槽に沈むシーンも良かったなぁ

なんて才能に溢れた人なんだろう

 

グッチ家にあんな泥沼な歴史がある事は全く知らず、ストーリーも楽しめたし

 

 

 

 

 

 

そう

 

 

私は重大な事を忘れていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はアダム・ドライバーが大好きだった!!!

 

あの序盤のちょっと冴えない童貞みたいな雰囲気も可愛いし、バーバリーのCMで話題になった(私の中で)半裸も相変わらず素晴らしいし、途中から人格豹変した冷たい雰囲気もたまらんし、てかあの顔で身長189cmってありがとう神様

 

もうアダムが好き過ぎて離婚言い渡されるシーンでパトリッツァよりも私の心が死んだ

 

アダム優勝、はぁまたパターソン見直したい

 

 

『たかが世界の終わり』

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2016年

監督:グザヴィエ・ドラン

脚本:グザヴィエ・ドラン

 

※ネタバレ

 

家族の軋轢(特に母親)を描かせたら右に出る者はそういないであろうグザヴィエ・ドラン様の傑作の中の一つ

 

今日の午前中に何故かふと思い出して、昼頃のニュースでギャスパー・ウリエルの早過ぎる死を知って衝撃を受け

改めてあの作品について考えてしまった

 

 

 

もうすぐ死ぬと家族に伝えに12年ぶりに帰郷する主人公

 

家族なのに決して相容れない

 

作中主人公はほとんど言葉を発さず

 

結局大切な事は言わずに帰り永遠の別れ

 

というオチに行き場のない切なさで発狂してしまいそうになった

 

 

 

 

 

 

有名人の訃報の後、普段明らかに英語使わないであろう人々がR.I.PってSNSに上げまくるのにイラッとする、あれ何なの?

 

『エル・プラネタ』

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2021年

監督:アマリア・ウルマン

脚本:アマリア・ウルマン

 

最近はFilmarksで雰囲気とキャストで気になった作品をMarkして

公開日が過ぎたら予告もあらすじも一切調べないで映画館行くぶっつけ鑑賞スタイルにはまってるんだけど

これが何の先入観もなく観れて楽しい〜

 

去年30代にしては遅めの一人暮らしデビューを果たした私は2022に入りなぜか節約魔と化しているので

この行き当たりばったりな生活スタイルの親子にあまり感情移入はできず

 

あのメインビジュアルのアマリア・ウルマンがなんで少し悲しげな表情なのかと思ったらあそこで繋がるのねー

雑貨屋のイケメン店員の下りはリアル過ぎてテンション下がるよね

 

もっとお気楽能天気な映画かと思ったら半分外れ(いい意味で)な作品だった

 

モノクロに黄色い字幕なの可愛い

 

あとSSENSEに載ってる赤いスカート履いたアマリア・ウルマンばち可愛いんだが

※なんか新進気鋭のアーティストらしいけどこの子のこともよく知らない

 

ボブ似合い過ぎてる子見ると髪伸ばしてるのに切りたくなる〜

 

初めまして

都内某所に住むアラサー会社員です

ファッション関係の仕事をしています

でも服より映画が好きです

映画は年50〜100本くらい観ています

良くも悪くも心が震える作品が好きです

内容は映画が主になると思いますが

日常を切り取ってここに残していけたらと思っています

 

よろしくお願いします